生産体制と取り組み
グローバルな基準を
クリアした高水準な生産体制
私たちは、品質保証基準であるGMPの高度化を進め、品質システムの維持・改善に取り組みながら、GMP*基準の世界調和を目的としたPIC/S**への対応を整備、国内はもちろん、海外への供給体制も構築しています。
徹底した品質管理と
EHS活動への取り組み
GMPに基づいた原材料の受入試験・評価を進め、工程ごとに厳重な製造管理及び品質管理を行っています。また、環境・労働安全衛生面ではEHS活動を積極的に推進。労働災害ゼロを目指して、安全衛生水準の向上に努めています。
*Good Manufacturing Practice **Pharmaceutical Inspection Convention and Pharmaceutical Inspection Co-operation Scheme
工場紹介



能代工場
- 工場設立
- 1995年
- 敷地面積
- 104,422m2
- 製造品目
- 医療用医薬品(固形剤)
- 認証登録工場
- 環境マネジメントシステム
ISO14001
2001年取得 - 労働安全衛生マネジメントシステム
OHSAS18001
2003年取得 - ISO45001
2019年8月にOHSAS18001より移行
- ローコスト大量生産。
原薬から製剤までの一貫生産も。 - 杏林製薬(株)の原薬製造工場としてスタートした能代工場では、自社開発製品のAPI製造を行っています。一方で、その後稼働を開始した製剤工場に関しては、原料・中間製品を自動搬送するフロービンシステムや省人化を実現したロボットアームなどを採用。自動化による高い生産性を有したローコストでの大量生産を可能にしています。現在は、この強みを活かして、錠剤やカプセル剤を中心として、新薬のみならず、生産数量の多いジェネリック医薬品の生産を開始しました。また海外当局の査察に対しても堅実な成果を上げています。



井波工場
- 工場設立
- 1975年
- 敷地面積
- 12,966.5m2
- 製造品目
- 医療用医薬品(固形剤・点眼剤)、一般用医薬品(点眼剤)
- 認証登録工場
- 環境マネジメントシステム
ISO14001
2008年取得 - 労働安全衛生マネジメントシステム
OHSAS18001
2009年取得 - ISO45001
2019年8月にOHSAS18001より移行
- ジェネリック医薬品を中心とした
多品種少量生産。 - 主にジェネリック医薬品の製造を行っている井波工場は、2005年よりキョーリン製薬グループの工場として稼働を開始しました。内服固形剤や、無菌製剤である点眼剤、点鼻剤といった液剤など様々な剤型の医薬品の少量生産に対応できる機動力が強みで、グループ外からの受託も含めて200品目以上の製品を生産しています。委託元の製薬会社からの査察などを糧として、高品質な製品を安定的に供給し続けるノウハウを蓄積しています。近年のジェネリック医薬品需要増に対応するとともに、能代工場、滋賀工場との連携により安定供給体制を構築し、一層の生産性と信頼性の向上に努めています。



滋賀工場
- 工場設立
- 1977年
- 敷地面積
- 61,272m2
- 製造品目
- 医療用医薬品(製剤・包装:固形剤・ドライシロップ、包装:バイアル/アンプル・点鼻剤)、一般用医薬品(固形剤)
- 認証登録工場
- 環境マネジメントシステム
ISO14001
2019年8月取得 - 労働安全衛生マネジメントシステム
ISO45001
2019年8月取得
- グローバルGMPに対応した
受託生産を中心に。 - 外資系製薬会社の生産拠点として数十年に及ぶ歴史を持つ滋賀工場は、2012年よりキョーリン製薬グループの工場として稼働を開始しました。キョーリン製薬グループの主力製品の生産に加え、外資系製薬会社の日本向け医薬品の製造など、グループ外からの受託比率が高いことが特長です。創業時からグローバルGMPに対応し、クロスコンタミ防止などを意識した生産設備を整備するとともに、最新設備の導入を進めることで、時代のニーズに対応した生産を可能にしています。海外グローバル企業からの多くの受託経験とノウハウを活かし、グループ外からの受託拡大を積極的に進めています。